VSRAD
VSRADとはMRI検査でできる早期アルツハイマー型認知症診断です
料金 3,300円(税込)
当院では、頭部MRI・MRA検査を実施する方を対象に、早期アルツハイマー型認知症診断(VSRAD)を行っております。
【VSRAD(ブイエスラド)】とは?
【VSRAD】とは、脳の萎縮度合いをMRI検査で撮影し、解析することで早期アルツハイマー型認知症を診断することができる検査方法のことです。
人間の脳は、加齢とともに萎縮が進行すると、物忘れが頻繁に起きるなどの症状が起きます。このような症状は、少しずつ進行するので発見することが遅れたりすることも多く見られます。
このような場合、VSRADを行うことで早期アルツハイマー型認知症診断を早く正確に行うことが可能です。
このような方は、VSRADをお勧めいたします。
- もの忘れが気になる50歳以上の方
※ 50歳未満の方でも検査可能ですが、診断が正しく行われないことがあります。 - もの忘れが頻繁に起きると感じる。あるいは、家族によく言われる。
- 人の名前がなかなか思い出せない。
- 自分のしようとしていることを忘れる など
よくある質問
時間はどれくらいかかりますか?
頭部MRI・MRA検査の後に行います。約6分ほどで終了します。
検査は痛くありませんか?
MRI検査同様、ほとんど痛みは感じません。
被ばくなど体に害はありませんか?
レントゲンやCT検査と異なり、X線を使っていないので被ばくの心配もありません。
この検査だけ行えますか?
脳内を総合的に検査するため、頭部MRI・MRA検査と一緒でないと実施できません。
VSRAD:検査後のフォロー
早期アルツハイマー型認知症と診断されたら?
アルツハイマー型認知症・⾎管性認知症・レビー小体型認知症は「三⼤認知症」といわれ、決してめずらしい疾患ではありません。
異常なたんぱく質が脳の神経細胞に溜まったことが原因で発症すると言われていますが、早期発見・早期治療を行うことで、進行を遅らせることが可能になってきています。
最近では、認知症の効果のある飲み薬も開発されてきています。さらに、治療とともに体を動かすなど生活習慣の改善といっしょに取り組むことが、症状の進行を遅らせるには非常に有効です。
また、これらの病気の特徴は、日によって調子が良い時と悪い時を繰り返しながら進行していきます。そのためには、飲み薬を使いながらこれらの症状の変動を少なくすることが大切なのです。
MRI検査依頼について
当院MRIは、お電話、オンライン予約、FAXでMRI検査依頼を受け付けております。また、通常のドック・健康診断にもオプションとして追加することができます。